解体の仕事とは?


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建設業での解体とは、建物を壊すこと。

建設業での解体とは、建物を壊すこと。老朽化した建物や、建て替えのための取り壊し等がそれにあたる。壊すのは簡単?と思っている人も多くいるかもしれないが、危険を伴うため、専門業者による「プロの仕事」だ。

DSC_4940_2大阪府内で現在行われているビル解体工事。この建物は、両隣に民家が隣接し、さらに前面は交通量の多い道路があり、重機を使うのが困難な立地だ。最近の解体工事では、重機を使うのが一般的だ。4階以上の建物でも重機を使えば、工期も短くて済む。そうでない場合は、人の手による手壊ししかない。手壊しの場合、重機による騒音などがないなどメリットもあるが、工期が長くなりコストも高くなる傾向にある。今現場では、大型重機を使用することが出来ず、ビルの上階部の解体はすべて手作業。ビルの屋上に設置されていた高さ50メートル近くの看板も手作業で撤去した。

 

毎朝必ず「KYミーティング」

 

解体作業はやはり、常に危険と隣り合わせだ。そのため、(株)大剛(大阪市)では毎朝必ず「KYミーティング」が行われている。KYとは危険予測の略。危険箇所の確認、一日の作業確認などで危険を知り、回避することで無くせる危険も多い。また、作業者には様々な資格が必要とされている。5メートル以上のビルの場合、足場組立て作業主任者、建築物等の鉄骨の組み立て作業主任者等の資格、RC造の建物であればコンクリート造工作物の解体作業主任者などの資格が必要である。また、鉄鋼の切断にはガス切断がよく行われるが、その場合にはガス溶接作業主任者の資格が必要となってくる。
iwamoto2(株)大剛・岩本剛季社長は、「(建物を)壊してほしいと多く依頼を受けますが、例えば100壊すものがあれば、壊し方は100通りある。簡単なことではありません。しかし、経験に基づいた確かな方法で、安全に解体するプロの仕事です。当社はクレーム0の工事を目指しています」と話す。

 

shouji2現場で指揮する職長の小路薫(56)さんは、この道30年を超える大ベテラン。現場で話を聞くと、自らの携帯で撮影した写真を見せてくれながら説明してくれた。解体仕事の魅力について伺うと、「順番に潰していって、自分の思い通りに作業がいったときに気持ちがいい。(建物がすべて取り壊し終えて)きれいになった時は、やり遂げた感や達成感があります」と話してくれた。

近隣からのクレームで多いのは、ホコリや騒音。周辺への挨拶回りや安全で近隣に迷惑を掛けない工事を目指している。

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