高架橋工事現場で活躍するPC工(プレストレスト・コンクリート工)


雄ノ山高架橋工事現場

PC工

聞きなれない職種だが、橋梁や高速道路など大空間建設物を造るのに適しているプレストレスト・コンクリート(PC)工事の専門職のことだ。ただし、PC工には、専門分野以外の鉄筋、型枠、鳶、鍛冶、左官などの多くの知識が求められる。「多能工」あるいは「職人を束ねる職人」と言われる所以だ。

 

現在行われている、京奈和自動車道・雄ノ山高架橋工事現場で活躍するPC工の1人、山田一論さん(29)も「コンクリートに関することはもちろん、建設に関わる幅広い知識が必要です」という。現場で働く多くの職人たちの調整役を果たすなど、その責務は重い。しかし、山田さんは「難しい事も多いです。でもPC工は、工事の最初から最後まで携われる。これが魅力なんです」と話してくれた。

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PC(プレストレスト・コンクリ―ト)工事とは?

PC建造物は、通常の鉄筋コンクリート造に比べ強度が優れているのが特徴だ。

プレストレスト・コンクリートは、PC鋼材を用いて引っ張り、コンクリートにプレストレス(圧縮力)を加えることで、プレストレスト・コンクリートが出来る。これは、コンクリートが圧縮には強く、引っ張りに弱いという弱点を補うことで強度のあるコンクリートができる。どの程度の圧縮を与えれば良いかは、あらかじめ構造計算されている。このため、PCは、橋梁や高速道路など大空間建設物や重要な建造物などに用いられることが多い。PC工には、計画通りに施工を行うことが求められる。DSC_5223

 

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