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空バリで空振りなし!!マアジ25匹 サバの食い対策 付け餌なくしヒット量産

【ココが一番!】相模湾で型の良いマアジが出ている。25センチ前後が主流だが、これに35センチ超のジャンボが交じる。水深は100メートルと深いが、電動リールが強い味方。初心者にも優しい。茅ケ崎・沖右衛門丸で狙うと、驚きのビッグワンも飛び出した。(スポニチAPC・林 悠二)

 産卵期を迎えて活性が高まったマアジ。船上に次々と取り込まれる魚体はどれも太めのムチムチだ。

 茅ケ崎のシンボル、烏帽子岩をかわして、航程10分の近場。アンカー投入後「水深100メートル。タナは3メートルです」――2号船、木村敏夫船長のアナウンスが流れる。

 130号のビシが着底後、糸フケを十分に取って底を3メートル切る。ここでコマセを振り、竿先を1メートルほど立てて当たりを待つのが基本のスタイルだ。コマセで作った煙幕の中に、付け餌を紛れ込ませると早速、ギュギュン!

 水面に現れるマアジは良型ぞろい。順調な食いが続く。だが、数匹上がったところで潮が速まり、ゲストのサバが幅を利かせ始めることに…。

 初心者に指導して回る船長。この状況に「タナを1メートル下げて」と指示を出す。

 船中がサバに苦戦する中で、順調に本命の数を伸ばしていたのがお隣さん。

 「こんな時は空バリが一番だね」――付け餌不要とアドバイスしてくれたのは横浜市の谷村信義さん(77)。「ハリは銀色、チモトの夜光・蛍光玉も外す」が決め手と力説。常に誘いを掛けないと食いが悪く、竿先を静かに上下してまた掛ける。空バリは確かに有効。邪魔なサバの食いが不思議と止まる。

 空バリで“ツ抜け”(10匹超え)し、持参の青イソ餌に切り替えた直後だった。

 ギュ〜ン!タナ取りして数秒。竿先が強烈に絞り込まれる。道糸を2メートル巻くと4メートル引き出される攻防戦。

 ハリス3号2メートル。救いは50センチと長めのクッションゴムだ。竿を立ててドラグをフル活用、やりとり5、6分後にピンクの魚体が海面に浮上。4・6キロ(70センチ)のマダイだった。アジのゲストで時折上がり、2日前にも良型が2匹出ている。油断のできないエリアなのだ。この日、潮が速いこともありマアジは谷村さんが頭で25匹。空バリ効果を実証した。

 ◯…仲良く竿を並べていたのは藤沢市の柳田康徳さん(52=会社経営)と亮徳さん(13=中2)親子。小1から父親と月2回ペースで釣行を重ねる亮徳さん。「タナを探ったり、工夫が好き」で、50センチ超のアマダイ、イトヨリなど好記録が目白押し。「腕の方は息子が上」と康徳さん。

 ◯…「うわー、大きい!」相模原市の加藤玲美さん(24=パート)は2回目のマアジ釣り。前回はライトタックルで中小型が主体だったため、深場で掛かる大型に目を丸くしていた。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、茅ケ崎・沖右衛門丸=(電)0467(82)3315。乗合は午前6時30分出船。料金はコマセ、赤イカ玉付き。