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500グラム級アオリはイカが?今が旬の“王様”3匹GET

【釣魚居酒屋あかり亭】秋が深まりイカ釣りのシーズンが開幕。ふくだあかりが出演している釣り番組「フィッシング倶楽部」(テレビ埼玉系)のロケで訪れたのは宮崎県日南市。沖磯で旬のアオリイカを狙った。“イカ”の王様はぜいたくな一品に。

 宮崎県日南市南郷にある栄松港から、かいゆう丸さんで渡船。アオリイカの1級ポイントの大島に渡った。

 ここは成長途中の秋イカがたくさんいる場所で有名だそうで、期待して行ったのだけれど、台風によるウネリと海の濁りが強く、なかなかイカの姿が見えず。さらに大量のベイトは居るものの、そこにダツとイナダが着いてしまって、イカが食ってくる隙はない。

 とにかくキャストを繰り返し、慣れない餌木のしゃくり方に四苦八苦しながらも、表層を探ってみたり(つもり)、ボトムを探ってみたり(つもり)したものの、餌木の動かし方が下手。居着きのイカも居ない、回遊も居ないで、エギング初心者のワタシ的に本当に釣れるのか不安になってきたころ、渡船のお迎えが来たのでそのタイミングで磯替えをすることに。

 次に渡ったのは松島。ここは大きな根が多く、基本は根に着いたアオリを狙う。まずは根のたくさん見える場所からスタート。餌木が根際を通るようにキャストし、根掛かりしないようにあまり沈めずにしゃくりを入れる。4回しゃくって4秒フォールを繰り返していると、ゴツンとした手応え。あぁ、根掛かってしまった…と思っていたら、何やら生命感が!?ロッドを立てて慎重に巻いてくると、500グラムはありそうな立派なアオリイカが! その後も同じポイントで立て続けに2匹を追加し、合計3匹をゲット。正直そんなに釣れると思っていなかったから自分でもびっくり。実は前日に特製の沖漬けのタレを仕込んでおいたので、釣れたらすぐにタレに漬け込みました。

 結果は連発した3匹で終わってしまったけれど、なんとかエギングの形くらいは覚えられたから、良しとしました。

 ◎アオリイカの磯漬け ちょいあぶり

 【材料】
 日本酒 150ミリリットル、みりん 150ミリリットル、濃い口しょうゆ(九州の甘口しょうゆ)150ミリリットル

 【調理】
 (1)日本酒、みりん、しょうゆは1対1対1の割合で鍋に入れ、1度沸騰させ、冷ましてから釣り場に持っていく。
 (2)アオリイカが釣れたら、ジップロックやタッパーにタレを入れ、生きたままのアオリイカを入れる。
 (3)そのまま3日ほど冷蔵庫で寝かしたら、胴と足を切り離し、エンペラや皮が付いたまま半分にして、くちばしや内臓を処理し、バーナーであぶる。
 (4)食べやすい大きさに切り、漬けていたタレを上から掛けたら、わさびを添えて出来上がり。

 ※タレに使う日本酒は、調理酒ではなく、自分好みの飲んでおいしいお酒を使うのがポイント。濃厚な甘口のタレとイカ墨が混じり、寝かしたイカと合わさればうまみ倍増!断然日本酒が合う一品です。

 ▼釣況 宮崎県日南市南郷・栄松港 かいゆう丸=(電) 090(5946)7258。

 ◇ふくだあかり 1981年(昭56)、茨城県生まれ。07年、趣味で釣りを始める。08年に始めたブログ「百目」は、月間30万アクセスの人気。著書に「初めての釣りガール スタイル&レシピ」(講談社)などがある。16年から茨城県海面利用協議会委員を務めている。