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動き活発 尺上連発 各所で30匹超え乗っ込み態勢で束釣り予感

【ヘラブナ大作戦】埼玉県毛呂山町のみのわだ湖は今季、約3・6トンの新ベラを放流。それに追われた地ベラは浅場へ回遊を始めて乗っ込み態勢へ。新べラは深場を独占して三寒四温の陽気の中、巣離れを開始した。水音高い乗っ込みが始まれば爆釣だ。(スポニチAPC 上田 観水)

 寒暖の差が激しい中、ヘラの引きを味わいたくて出掛ける。

 「今季(昨年11月から1月)の放流は約3・6トン。先月の放流後は束(そく)釣り(100匹)に近い釣果もありましたが、現在は30匹前後に落ち着いています」(事務所の話)。

 事務所下では竿が絞られ、約3メートルの底へ水温計を沈めると6度を示した。

 15尺竿、「サナギパワー」(低活性仕様)の上餌で寄せを狙い、「淒グル」(底釣り仕様)を食わせ餌に打ち返すとムズッ、竿はグィー。弧を描きヘラの動きを伝え尺上(30センチ超)が玉網に納まった。

 次第に上餌へ反応はするものの食い当たりがなくなったとあって、水温の低さを勘案して両グルテンの底釣り攻めに変更する。

 モヤモヤと動くウキを見送り、餌落ち寸前のチクッやモヤーッと下げる食い当たりが出るまでの待ち釣りとあってツ抜け(10匹)には3時間を要した。

 湖岸を一巡すると、「流れ込み」では対岸の浅場を狙って尺上(30センチ)の地ベラが釣り上げられた。「ガケ下」では「1投目から新ベラがスレで来たよ」と、日本へら研勇水支部・支部長の佐々木保水さん(81=会社役員、毛呂山町)が午後から約3時間で25〜30センチ級を18匹。「ヘラの動きは活発なので乗っ込みは早いのでは…」とにっこり。

 この日は「事務所下」「西の入江」で30匹超えと、複数のポイントから竿頭が出たとあって束釣りのチャンスは大だ。

 ◎攻略法 「巣離れは底をはうように…」という言い伝えを参考にポイントを探し当てる。

 新ベラはタナの上りが早い傾向だが、盛期と異なり採餌行動は「餌に寄るだけ」の低活性。こんな場合は宙層のヘラを底で摂餌させるグルテンなど、底でふくらむ餌が効果的。

 早合わせはスレる場合が多く、確実な食い当たりに的を絞った方が釣果が上がる。

 ◎ポイント (1)事務所下=ワンド中央沖が共に深場。

 おのおの、出っ張りに向ってカケ上がりで馬の背状態。

 深場は宙釣り、カケ上がりは底釣りがお勧め。

 (2)エン堤、西の入り江=新ベラはエン堤から崖下で一服。次第に上流へ回遊する傾向で巣離れと共に西の入り江が狙い目。

 (3)ホテル下、ホテル前=ホテル前〜湖上橋〜流れ込みは巣離れから乗っ込み期の1級ポイント。

 ホテル下は沖にミオが通り長竿攻めが有利。

 ▼釣況 管理事務所=(電)049(295)8900。料金は桟橋2100円。陸釣り1575円。女性、中学生以下、60歳以上は1050円。サービス券6枚で1日無料。時間は日の出から午後4時まで。火曜日定休。