建設業は大きく「土木」「建築」の2つにわけることができます。その中でもさらに多くの専門工事に分かれており、ひとつの建物やプロジェクトは各専門工事施工者が、それぞれの役割を果たして完成します。各専門分野の工事はそれぞれの役割を果たすことも必要ですが、他の専門工事業者との協力がなければできないことも多くあります。
そのため自分たちの仕事以外にも、他の職種に関する知識を有していると現場での作業にも役立つので、ぜひ積極的に身につけておきましょう。

土木のしごと

土木工事は、道路やトンネル、橋、ダム、港湾など社会基盤となるインフラを造る仕事です。これらができることで、その地域に暮らす人々に与える影響が大きいものも多く、地域の活性化にも繋がります。また、土木工事は自然災害から守る役割が大きいのも特徴です。地震や台風などの大きな自然災害からの復旧工事で大きな役割を果たすのも土木工事です。社会的意義の高いやりがいのある仕事と言えます。「地図に残る仕事」土木工事の醍醐味と言えるでしょう。


■主な職種

基礎工事、機械土工、とび・土工、鉄筋工事、型枠大工工事、コンクリート工事、楊重工事、造園工事、土木管理

建築のしごと

建築工事は、建物を造るしごとです。戸建て住宅・マンション、ビル、商業施設、工場、病院、公共施設など日々の生活や仕事、余暇を楽しむものまで生活に密接したものが多いです。安全・安心で過ごしやすい日常生活を送るために欠かすことのできないものです。大きくわけると、建物の骨組みとなる部分を担う躯体工事と、建物の内装や快適に過ごしたり使いやすいような設備や機能を与え建物を完成させる仕上げ工事に分けることができます。

■躯体工事 主な職種

基礎工事、とび・土工、鉄筋工事、型枠大工、大工(木造)、楊重工事、コンクリート工事、鉄骨工事、造園工事

■ 仕上げ工事 主な職種

内装工事、左官工事、塗装工事、板金工事、防水工事、建具・サッシ工事、タイル工事、電気工事、菅工事、設備工事(空調・給排水・衛生など)



幅広い業務がある建設業界

この他にも、工事前に行われる様々な調査、建物や工事計画の設計、工事の進捗や品質を管理する施工管理など幅広い業務があります。

逆に建物をつくるだけでなく、すでに完成している建物や構造物のメンテナンス、また建物を壊す解体工事も建設業の仕事にあたり、非常に多くの人々が幅広く関わっている業界です。


■ わかりにくい職種用語

【ALC(エーエルシー)】 ALC版=気泡の入った軽量のコンクリート版。耐熱性と耐火性に優れている。主に鉄骨造の外壁に用いられる

【型枠(かたわく)】 コンクリートで建物や基礎をつくる際、硬化していないコンクリートが流出しないようにふせぐ仮設の枠組み

【コーキング】 接着性・粘着性のある材料で水密や気密のため、小さな間げきに充填剤を詰めること。窓回り、コンクリート板の接合部、防水層の周辺など

【サイディング】 板状外壁材の総称。乾式工法の主要材料のひとつで、施工の合理化に伴い採用されることが多くなっている。セメントなどを主原料にしたもののほか、断熱材やハードボードなどを芯材に金属板で被覆したものなど多くの種類がある

【シーリング】 シーリング材=サッシ回り、プレハブ材の接合部、建築物の目地回りに充填するゴム状物質、合成樹脂などの総称。油性コーキング、弾性シールなどがある

【墨出し(すみだし)】 工事の進行に必要な線・形や寸法を表示すること。一般に大工が墨つぼを用いて墨で表示することから名前がついた職方

【造作(ぞうさく)】 建造物で定型の住設機器や建材を使わずに、特別に作ること
※参考:造作材・・・建築内部で仕上材として使う部材の総称(柱、床材、天井材、階段、欄干、敷居等

【玉掛け(たまがけ)】 荷重が掛かる重い材を吊るす際に、ロープやワイヤーで結んだり、同様にフックに引っ掛ける事をいう
※参考:玉掛用具・・・労働安全衛星法(昭和47年法律57号)クレーン等安全規則第8章 玉掛け

【鳶(とび)】 高所作業が多く、作業用の足場架けやビルの骨組みとなる鉄骨の建方などを専門にする職種

【斫り(はつり)】 コンクリート等の固い部位を道具を使って削ること

【養生(ようじょう)】 工事の途中ですでに仕上がった部分が痛んだり傷ついたり、汚れたりするのを防ぐため、カバーをかけるなどの保護をすること。取り壊しなどによる塵埃(じんあい)や、また取り壊し中の建物の部材等が落下して、隣接している家屋に被害を与えないように保護することも指す

【クローラー】 建設関係の掘削運搬機械の走行装置の一種。形状はキャタピラーに似たもので、鋼製が主流だが、最近は低騒音で路面を傷めないゴム製のものもある。

【ユニック】 クレーン作業などを含む荷役作業用機械。トラックの荷台などに架装することによって機動力のある荷役作業が可能となる

【ユンボ】 建設用掘削機の油圧ショベル車で、バックホウ、ドラグショベルとも呼ばれる。油圧ポンプのパワーで巨大なブームアームの先端のバケット(ショベル部分)を操作して掘削作業を行う。

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